<各種メモリーカードの特徴>
デジカメに採用されているメモリーカードは基本的に
メーカーによって統一されており、メーカーや機種を
特定した時点で使用することになるメモリーカードは
確定します。
それらには、一部を除いて性能差は無いものの、
価格や互換性において大きく差がつくことがあるので、
その特徴は抑えておきましょう。
・SDメモリーカード:現在最も主流となっているもので、
価格において非常に優れています。
主な採用メーカーは、キヤノン、パナソニック、リコー、
ニコンの4社で、市場の多くをカバーする無難なメモ
リーカードといえます。
・コンパクトフラッシュ:1世代昔のメモリーカードで、
サイズが少々大きい分、耐久性にも優れているので
すが、小型化の進むデジカメ市場にそぐわず勢力を
落としています。しかし、大容量なものが安価で手に
入るということもあり、デジタル一眼カメラでは多くの
メーカーが採用しています。
現在、コンパクトデジカメでコンパクトフラッシュを採用
しているメーカーはありません。
・メモリースティック:ソニー製品に共通して使用されて
いるメモリーカードで、ソニー製品以外との互換性に
に劣り、デジカメではソニー以外に採用メーカーはあ
りません。SDメモリーカードに比べて非常に高価でし
たが、近年かなり価格が落ちて購入しやすくなってい
ます。
・xdピクチャーカード:オリンパスとフジフィルムが共同開
発し、その2社だけが採用しているメモリーカードで、
紹介したメモリーカードの中では最も高価で、且つ
速度、容量などの性能面で劣っている上に、シェア
の少ない2社しか採用していないこともあり、オリン
パスとフジフィルムのデジカメの購入を躊躇させる要因
ともなっているメモリーカードです。しかし、この2社、
特にフジフィルムのデジカメは他社には無い明らかな
アドバンテージを持っており、非常に悩ましいところ
です。
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